2010/01/21
QUINCY JONESとLIONEL RICHIEが、震災で大打撃を受けているハイチ救済のために、25年ぶりに「WE ARE THE WORLD」をリメイクする計画を進めている。
情報によると2人は、グラミー賞の授賞式(1/31・日曜)に出席するアーティストたちに追加でもう1日ロサンゼルスにとどまってもらい、授賞式翌日の2/1(月)にNOKIA THEATERへ集結してくれるよう召集をかけているという。そして集まった一団は、KEN KRAGEN、LIONEL RICHIE、MICHAEL JACKSONがQUINCY JONESと共に主導権を握って制作した「WE ARE THE WORLD」の25周年を祝してリメイク録音を行うことになっているとのことだ。
現段階で明らかになっている召集アーティストには、USHER、NATALIE COLE、JOHN LEGENDがおり、このあと今回のグラミー賞にノミネートされている顔ぶれすべてを含む数多くのアーティストに声が掛けられるものと見られる。そしてこの企画のプロデュースを手掛けるのは、グラミー賞のプロデュースを行うKEN EHRLICHで、1985年のオリジナル版の時と同じくビデオとシングルがリリースされることになるようだ。そして渦中にあるWYCLEF JEANが、STING、FERGIE、ALICIA KEYS、JUSTIN TIMBERLAKEといったビッグ・ネームたちと共演するなんてことも実現するかもしれない。
そもそもこの企画は1/28に実現されることで計画が進んでいたが、ハイチでの大地震発生を受けて企画の契約そのものが大きく変わり、収益金はハイチ救済のために充てられることになったのだという。ちなみに1985年のオリジナル版の時は、LIVE AIDとしてアフリカ救済のための募金を目的にイベントが実現した。
今回の企画の具体的な内容は明らかにされていないが、楽曲の共同作者でもあるMICHAEL JACKSONの存在をフィーチャーしたものになることだけは確かで、AEGが共同プロデュースを手掛けることも決定している。
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